どうも、さくたろうです。
今はそうでもありませんが、以前の僕は本当にテレビっ子でした。
学生の頃は暇さえあればテレビの前に座っていたし、何時間だって平気で観ていられました。数々の番組を録画していて、まだ観ていないビデオテープのストックが常にある、という状態。(3倍モードで録画しまくってました。3倍モード!Gコード!懐かしい!!)今振り返ってみると、テレビを中心に生活が組み立てられている、という時期もあったように思います。
その当時毎週楽しみにして夢中で観ていた番組たちが今、次々と終了していく。正直、寂しい。今日はこの気持ちについて考えてみました。
大学を卒業して、就職
結婚して妻との生活が始まる
子どもが生まれる
人生の節目ごとに生活スタイルが変化し、その度に段階を踏んで少しずつ、確実に、テレビを観る時間は減っていきました。
今でも毎週欠かさず録画して観ている番組はあるのですが、ふっと何気なくテレビをつける、とか、この時間なんかおもしろいのやってないかな?という風に何となくテレビに向かうことは全く無くなりました。テレビを受動的に観ることが無くなり、観たい番組だけをピンポイントで観る。とういう感じ。もう今は僕の生活のど真ん中にテレビはありません。
そんな中、ここ数年で数々の長寿番組が終了しています。
- 笑っていいとも!
- ごきげんよう
- HEY!HEY!HEY!
- さんまのまんま
- さんまのからくりテレビ
- 恋のから騒ぎ
- SMAP×SMAP
- ぷっすま
- とんねるずのみなさんのおかげでした
- めちゃイケ
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どれも15年以上続いた番組です。
それぞれに輝かしい黄金時代がありました。一時代を築いたものばかり。
全てにおいて、僕も毎週のように観ていた時期があります。
ただ、自分自身のテレビ離れもあり番組終了を知った時点においても継続して観ていた番組はひとつもありませんでした。前はあんなに観ていたのに、いつの間にか、気づいたときには、、、、。観ないのが当たり前になっていました。自然消滅というやつです。
それでも番組が終わるのは残念でした。嫌でした。
勝手な話ですよね。観ていないのです。全然観ていないにも関わらず、「終わる」と知らされると それは困る、続いてほしかった と思うのです。これはなんでしょう。
「学生時代に付き合っていた彼女がもうすぐ結婚してウルグアイに住むらしい」と知った時みたいな気持ち。
別れてから何年も経っていて、普段思い出すこともない。それなのに、遠くに行ってしまうと知って急に寂しくなる。もう会えないんだな、、、。意識はしていなかったけど、これまでは図書館やイオンでばったり会うことがあったかもしれない。ヤマダ電機でとか。だから何だという話だが、会う可能性はあったはずだ。しかしもうすぐその可能性は0になってしまう。全くの0%に・・・。こうなると付き合っていた頃の楽しかった思い出がどんどん思い出される。いや、意識的に掘り起こしている。あんなこともあったこんなこともあった もう頭の中がいっぱいだ。なぜあのとき別れてしまったんだろう。もう言ってしまおう 頼む行かないでくれ!
なんという身勝手。
しかしそれが僕です。昔観ていた番組が終わると聞かされた時の僕です。
ごめんなさい。
そして(普段観ていないのに)最終回はきっちり観るのです。昔を思い出しながらその最後を目に焼き付けるのです。
(会わなくなって何年も経っているのに)ちゃっかり空港まで会いに行き、その姿に当時の面影を認め、出発ロビーで見えなくなってしまうまで一方的に手を振り続けるのです!!!
我ながらなんて男だろうと思います。
こうなると今付き合っている彼女は大切にしたい。自分から別れるなんて選択はあり得ない、という気持ちになる。
僕が今真剣にお付き合いしているのは以下の3名です。
- ボクらの時代
- アナザースカイ
- きらきらアフロ
この3人とはもう長い付き合いです。それぞれ毎週会っています。約束が重なることはありません。
全員と一生添い遂げたいというのが僕の希望です。
・・・見捨てないでね。